あくびが伝染する理由:「今襲われたら危ない」と知らせる防御本能によるもの

誰かがあくびをしているのを見ると、つられてあくびをしてしまう。多くの人がそんな経験をしているわけだが、何故あくびはうつるのか?脳科学者・澤口俊之氏によると、あくびが伝染するのは、防衛本能によるものなのだそうだ。 「体温」は、脳の温度と密接に関係しており、体温が高くなり、血液の温度が高くなると、全血液の20%がめぐる脳の温度も高くなる。以前は、脳の温度は一定に保たれていると思われていたのだが、近年、動物実験とヒトでの実験により、脳の温度がプラスマイナス2℃程度変化することが判明したそうだ。暑いと頭がボーッとするのは、脳の温度が高くなっているせいで、風邪などで高熱を出したときも同じ理由でボーッとする 1_e14 脳の温度を下げる方法はいくつかあるが、無意識にする「あくび」が特効薬となる。「あくび」は、ホメオスタシス(生物のもつ重要な性質のひとつで生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず生体の状態が一定に保たれるという性質)の働きで、脳への酸素を増やす役割と、脳を冷やす作用を持っていることが近年になってわかってきた。 2_e14

「あくび」が伝染するのは、「今、みんなの脳の温度が高くなって注意力などの脳機能が低下している。今、敵に襲われたら危ない。だからみんなで脳の温度を下げろ」という、外敵に対する防御(加えて社会的協調性や共感)のためと考えられているという。 ただし、「あくび」で脳の温度を下げるのには限界がある。そんなときは、冷たいものを口に含むのが効果的なんだそうだ。頭がポーっとしてきたら、まずあくびをして、その口に冷たいものを放り込めってことだね。

3_e11 \(´O`)/ ふぁ~ 眠いなぁ 5_e11 ではまた今度(´O`)ゞ http://www.news-postseven.com/archives/20120925_144637.html